2011年に起業し、2017年くらいから一切の営業をせずに、全て紹介のみでお仕事をいただけるようになりました。

感覚のみでやってると思われがちな私ですがそこには当然、経験から得たコツや確信がいくつかあります。

ご縁のスピードを減速させる要因に『曖昧さ』があります。

曖昧さは誤解を生みます。そして生んだ誤解を解くには時間とエネルギーが必要となります。

『曖昧さ』を回避する方法もいくつかありますが

伝える言葉の【定義付け】をしっかりすることで回避することができます。

『人生を今より豊かにしたい』
『仲間、お客様から信頼されたい』
『人脈を広げたい』
という相談を受けたとしましょう。

“豊か””信頼””人脈”

それぞれの言葉、人によって意味(定義)が様々です。

豊かの定義が「お金がたくさんあること」の人もいれば「毎日をご機嫌に過ごせているか」の人もいます

信頼できる人の定義が「騙さない人」の人もいれば
「紹介をし合える関係かどうか」の人もいます

人脈の定義が「知り合いがたくさんいる状態」の人もいれば「両想いで助け合える繋がり」の人もいます

その他にも、

「ちょっとまって」
ってどのくらいでしょう？
「次回から気をつけます」
って何をどの程度具体的に改善するのでしょう？
「やります！」
っていつまでに具体的に何をどのようにでしょう？

この辺を「詰め合う」のではなく『共有し合う』ことがとても大切だと感じています。

私の場合、言葉を定義化してから誤解も減りましたし合う人はもちろんのこと、合わない人も明確になり、無駄なアポイントが減りました、

お互いにとって良いことですね。
そして副産物として『嫌なお誘い』を断れるようにもなりました。

なぜなら理由が明確になるからです。
曖昧だと断りにくい。
明確だと繋がりやすい。

こういう細かな定義を一つひとつ決めながら、
意図的に『ご縁を生み出すこと』を日々お伝えしています。

黒子